イギリス旅行記

ピーターラビットのふるさとを訪ねて

(Coffin Routeからの眺め)

2000年8月23日から29日まで、

イギリスのロンドンとLake District(湖水地方)

を旅しました。ベアトリス・ポターの絵本「ピーターラビット」と

詩人ワーズワースで知られる湖水地方をいつの日か訪れたいという

願いがかなった旅でした。 また、私たちにとって初めて訪れる

イギリスの旅。 どうなることやら〜〜 

5泊7日の旅のはじまり、はじまり〜〜

窓は窓側?通路側? ホテル送迎も良し悪し 湖水地方へ

静かな湖畔?? Footpathはどこに いよいよピーターの村に

真夜中の電話事件 北部の町Keswickへ 石の塀をよじ登る?

再びLondonへ イギリス最後の夜 番外編

 

席は窓側?通路側?

 今回、初めてのイギリス旅行ということで航空券+ホテルのパックプランを利用した。 現地係員さんがホテルまで送ってくれチェックインは自分たちで、あとはフリーで廻るというお手軽なプランで値段も手頃。

 Virgin Atlantic 901便で、ロンドン、ヒースロー空港に飛ぶ。予約する時に、飛行機の席は通路側をと指定しておいたので、通路側の席になっていた。(*^_^*) トイレに立つ時、真中の席だと出にくいもので。 

 席に落ちついて、配られたアメニティグッズ(エコノミーなのにサービスで置いてあった)を点検(^_^;) アイマスク、靴下、歯ブラシ、メモ帳などがプラスチックのリュック型バッグに入っている(*^_^*) これはプールに行くときに使えそう〜と喜ぶ。

 しばらくして、隣の席に母子連れが、、。 娘さんの方が、なにやら文句を言いはじめる。「窓側って言ったのにねェ。どうなってるんだろ〜」とブツブツ。 スチュワーデスさんを引き止めてクレームをつけ始める。 あいにく満席で窓側の席はなかったようだ。(^_^;)

 せっかくの空の旅だから窓側の席と思い入れて来たのだろうか? 私は、離陸してしまえば雲ばっかりだから、通路側ならどこでもOKの人なのだ(^_^;)

 この母子、ヒースローに着くころに、また荷物のことで揉めていた。どうも娘さん(30代前半かなぁ)のわがままにお母さんは手を焼いているような様子で、お気の毒〜〜と思ってしまった。(^_^;)

 Virgin Atlantic は、日本人向けに松花堂弁当など和食の機内食が多かった。 量的にも適当で、見ただけで食欲を失うようなこともなく、ほとんど残さずに食べる。

映画も「エリン・ブロコビチ」「スチュワートリトル」など観ながら過ごすうちにヒースロー空港に到着。 約13時間の空の旅でした。ヤレヤレ

ホテルの送迎も良し悪し

 フリーのツアーなのだが、ホテルまでの送迎があり現地係員さんが空港で持っていると説明があったのでツアー名の入ったプラカードを捜す。 女性の係りの方を見つけ名前を言うと、あと19人居ますのでお待ち下さいと言われる(^_^;) 全員が揃ったのでバスに案内され、これから9つのホテルを廻って行くのだという(^_^;) 私たちの泊まるホテルは一番空港から遠いので最後になると説明を受ける。 こんなことならタクシーで直接行けばよかった(T_T)と思ったが、後の祭り。 

 ロンドンの市内は、一方通行が多く、同じ道をグルグル廻っているようで、いつになったらホテルに辿りつくやら、、。 空港に到着してから、もう2時間以上過ぎている(^_^;) 7時過ぎに、Driverさんが宿泊予定のホテル名を言ったような気がして、慌てて降りる。 

 はぁ〜 ヤレヤレと、スーツケースを持ってフロントへ行き、クーポンを提出する。 が、コンピューターに名前が登録されていないらしい。 クーポンを持ってOfficeの中に入ってしまい、なかなか出てこない。 だんだん心配になってくると、ようやく出てきて、ぶっきらぼうに部屋の鍵をくれる。 (--;)

 とにかく疲れていたので部屋に行こうとエレベーターに向うと二つあるエレベーターのうち、一つに Out of Order の張り紙が、、。

なんだか嫌な予感(^_^;) 部屋は古くて狭い〜〜 (T_T)予感は当たってしまった。 でも、とにかく休めるのが嬉しくてベットの上に横になる。 時間が中途半端でレストランで食事という気分にもなれず、ホテルのまわりをブラブラ歩くことにした。

シティと呼ばれる一角に位置しているホテルで、再開発で建てられた約6000人収容の居住空間 Barbican Centerがあると放送大学のテキストに書いてあったので、興味があったのだが、どうもさびれている雰囲気が漂っていた。伝統を守るイギリス人に受け入れられなかったのかな。 

軽く食べられるような適当な店はなく、コンビニでサンドイッチとビール、水を買って部屋に戻った。部屋の窓からロンドンの夜景を眺めながら、サンドイッチを頬張る。(このサンドイッチは超不味かった(T_T)) 

イギリスに来ちゃったんだぁと妙な感慨にふけり、かくしてイギリスでの第1夜は過ぎて行った。

水地方へ、、、

翌朝、朝食は Continental Breakfast と説明書に書いてあったので、フロントに聞くと別館のほうだという。 道路を渡って別棟に行くとバイキング形式で、パン、ジュース、ハム、チーズ、シリアル、牛乳、ヨーグルトなどが並んでいる。 思ったよりも種類が豊富で、やや機嫌がなおる(^_^;)

朝食の後、パッキングをして湖水地方の Windermere に向うために Euston Station にタクシーで向う。 

ロンドンのタクシーって形が可愛い。 フォルクスワーゲンのビートルを大きくした感じで客の乗るスペースが大きくスーツケースも楽々置ける。 二人乗ると40ペニー上乗せになり、それにチップを足して料金を窓から支払う。 降りる時に、ドアの開け方がわからず難儀した。 タクシー料金は、8ポンド。

駅について、早速、Britrail Pass に日付を入れてもらうために窓口に行った。 パスポートとPass を見せスタンプを押してもらう。 使用開始日から2ヶ月間有効で、四日間使用できる列車の切符で、連続した四日間で使わなければいけないのかと思ったら、窓口の人に「列車に乗った日付を自分で書きこむようになっていて、それが四日間使えるということだ」と教えてもらった。(^_^;)

帰りの列車が日曜日になるので、混雑して座れないといけないと思い、ここで Oxenholme から Eustonまでの座席を予約しておく。これで帰りは安心(*^_^*) 

日本で列車のTimetableをインターネットや英国政府観光庁のFAXサービス(東京03-3814-3824 大阪06-6266-2044 札幌011-210-9866、以上は2000年8月現在の情報です。)で調べておいたので、慌てないですんだ。

だが、行きはどうなんだろう。 早めにプラットホームに行って並んでいたほうが良いかなと日本的感覚で案内の人に聞いたら「15分前に来なさい」と言われる(^_^;) あれ通じなかったのかな、と違う人にも聞いてみたが、わざわざTimetableを持ってきてくれ親切に説明してくれたが、どうもわからない(^_^;)

結局、予定時刻の30分前にならないとプラットホームの表示が出ないのだとわかり、コーヒーでも飲んで待つことにする。

お昼にかかるので何か食べ物や飲み物も買わなくちゃと雑誌など売っている店に入り、ミネラルウォ−ターとコーラを買い、サンドイッチだけ売っているスタンドで、ハム&チーズを買う。前日の食パンのサンドイッチに懲りたので、小さいバケットにいろいろ挟んであるのにした。これは美味しかったよ(*^_^*)

Cafeでコーヒーをすすりながら待っていると、ようやくプラットホームのNumberが表示される。 スーツケースを転がしながら向うと、まずFirst classの列車が続く。

そのあと2等のCoachとなり、予約のタッグが背に挟んである列車が続く。ようやく自由席があり乗りこむと空いている席はまばら。二人空いている席をGETして列車の前で記念写真。

Euston にて

と、突然日本人の旅行者に声を掛けられ予約してある席がわからないとのこと。私たちも初めてでわからないけど、背のところにタッグが挟んであるところは予約されているそうですよと答えた。大丈夫だったかなぁ。

ようやく、10時33分発のGlasgow行きの列車に乗り込み、Oxenholme に向かった。

 

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